2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「竜馬語録」(7)

今回の竜馬語録は、 「実に天下に人ぶつのなき事これを以てしるべく、なげくべし」 この言葉は、文久三年(1863年)6月29日付けの乙女姉さん宛の書簡にある。私訳では、「じつに世の中には人物がいないことを知って、嘆いてしまう」でしょうか。竜馬が当時、志…

「竜馬語録」(6)

今回の竜馬語録は、 「世に生を得るは、事を成すにあり」 これも出典などは不明ですが、国事に奔走した竜馬なら云ったとしてもおかしくない言葉です(笑。 不遜ながら個人的な解釈では、この世に生まれた限りは、なにか仕事を成し遂げる努力をすべし、でしょ…

「竜馬語録」(5)

今回の竜馬語録は、 「ことは、十中八九まで、自らこれを行い、残り一二を他に譲りて功をなさむべし」 竜馬はもっとも大きな仕事としては薩長同盟があるが、その立役者として有名になったのは明治16年以降から。「土陽新聞(どようしんぶん)」で連載された「…