今回の竜馬語録は、 「姦吏(かんり)を一事に軍(いくさ)いたし打殺(うちころし)、日本を今一度せんたくいたし申候事ニいたすべくとの神願ニて候」 です。乙女姉さん宛で文久三年(1863年)6月29日の日付で書き残されています。 あまりに有名な言葉で、おそらく…
今回の竜馬語録は、 「実に天下に人ぶつのなき事これを以てしるべく、なげくべし」 この言葉は、文久三年(1863年)6月29日付けの乙女姉さん宛の書簡にある。私訳では、「じつに世の中には人物がいないことを知って、嘆いてしまう」でしょうか。竜馬が当時、志…
今回の竜馬語録は、 「世に生を得るは、事を成すにあり」 これも出典などは不明ですが、国事に奔走した竜馬なら云ったとしてもおかしくない言葉です(笑。 不遜ながら個人的な解釈では、この世に生まれた限りは、なにか仕事を成し遂げる努力をすべし、でしょ…
今回の竜馬語録は、 「ことは、十中八九まで、自らこれを行い、残り一二を他に譲りて功をなさむべし」 竜馬はもっとも大きな仕事としては薩長同盟があるが、その立役者として有名になったのは明治16年以降から。「土陽新聞(どようしんぶん)」で連載された「…
今回の竜馬語録は、 「義理などは夢にも思ふことなかれ。身をしばられるるものなり。」 出典などはまったく分からないのだが、いかにも竜馬らしい言葉だと思う。おそらく海援隊士らや自分よりは目下の若者たちへ伝えた言葉なのではないかと思われる。自分が…
今回の震災による原発事故は、放射能の怖さを最も知っている日本人であるはずなのだが、化石エネルギー資源の少ない日本は経済優先の中で、原発を推進させてしまったツケを大自然から受けてしまったように感じる。はっきりしているのは原発の安全神話は崩壊…
買い占めなどで震災の被害の少ない地域でも実質、震災の被害が及ぶことになってしまった。自己防衛の履き違いもはなはだしいとは思う。気持ちは分からなくもないが、その分、ほんとうに必要な地域への物資が届かなくなるという影響もあるのでは!? 「今いつも…
西日本に住んでいるので、東日本大震災のニュースで心痛め、無力さを感じる日々が続いていますが、被災された方々がいつの日かアクセスできたときに、少しでも元気になるのではないかと「竜馬語録」をセレクトしていくつか紹介していこうと思います。 ただ、…
ちょっとショッキングなニュースが飛び込んできた。あの千葉道場の千葉さなが結婚していたというのだ。千葉さなといえば、これまでの通説としては、一生独身で竜馬とのことを訊かれると、「私は竜馬の妻です」と答え、さなが竜馬のために作った羽織の坂本家…
竜馬の大きな功績のひとつは「大政奉還」の実現にひと役買ったことだと思う。そのときの心情についての手紙の原本が従来、行方不明だったのだが、最近「見つかった」というニュースがあり、じつは密かに(笑、楽しみにしていた。 その報道は「大政奉還の直前…
もう1ヶ月以上も前の話で恐縮なのだが、引っ越しの移動途中で広島県福山市の鞆の浦へ寄ってきた。ココでもこの地は何度か登場しているのだが、鞆の浦といえば、竜馬が海難事件にあって談判したといわれる場所で観光地でもある。一度は行ってみたかった地だっ…
竜馬関連の商品も巷にあふれてきているが、一過性とはいえフリークのひとりとしては、ユニークな関連商品はチェックしておきたいもの。そんな中で手頃な価格の焼酎が発売になった。(J-CASTモノウォッチ)よると、発売になったのは、 菊水酒造は、ペットボトル…
NHKの『龍馬伝』でも登場している岩崎弥太郎(三菱グループの創始者)の母である美和のヘソクリ壺が発見されたそうだ。ドラマの中でもしっかり者として描かれているが、実際にコツコツと一文銭を貯めていたようだ。(YOMIURI ONLINE)によると、見つけたのは高知…
竜馬の銅像というのは全国各地にあるのだが、意外にも(じゃないかな!?・笑)ツーショットできる銅像というのは少ないと思う。そんな「竜馬ツーショット・マニア(笑)」の隠れたスポットが香川県琴平町の旧伊予土佐街道沿いに建つ竜馬の銅像なのだとか。(四国新…
亀山社中、海援隊では隊員は月給制だったようだが(実際は滞ったりはしていたよう・笑)、竜馬の月給が「60万円」だっという試算を日銀高知支店が行ったそう。 (産経新聞)によると、文献から竜馬と亀山社中の1人当たりの月給はいずれも3両2分。同支店はそば…
竜馬のフィギアが当然ながらどこかが出すだろうとは予測していたが、ひな人形や五月人形を製作している人形メーカーが、コミックや映画で活躍している絵巻作家の正子公也氏の原画を元に勇壮な竜馬のフィギアを1月26日に発売する。(asahi.com・群馬版)による…
NHK大河ドラマ「龍馬伝」も好調の滑り出しのようで、ますます竜馬人気が高まりそうだが、今後ドラマは土佐から東京へと舞台は変わる(と思う・笑)。そんなこともあってか、東京でも竜馬関連のイベントがありそうだ。 その第一弾ともいえるのが、企画展「写真…
長崎市の出島から北九州市の小倉までを結ぶ長崎街道沿いの菓子と宿場町をたどるすごろくが長崎市内や街道沿いの市町村で発売になった。 (2009/12/26付 西日本新聞朝刊)によると、書店などで発売になったのは『龍馬も歩いた長崎街道すごろく−シュガーロード編…
霧島・塩浸温泉といえば鹿児島県の温泉だが、この温泉と竜馬との関係がすぐに分かる方は、竜馬好きの方だろう。日本初の新婚旅行(一説では薩摩藩家老・小松 帯刀とも)といわれる竜馬と妻・お龍が西郷の薦めもあって行った薩摩旅行で、訪れたのが同温泉だ。 …
来年のNHK大河ドラマが『龍馬伝』に決まった途端に、テレビドラマも本もカレンダーも待ち受け画像まで「竜馬」に埋め尽くされきたようだ。そして玩具の世界でも便乗型の製品が12月26日に登場する。(J-CASTモノウォッチ)よると、発売になるのはバンダイの『り…
じつは小生もこのブームが来ることを予測して関連本の出版を画策していたのだが、完全に乗り遅れてしまった(笑……。ある調べによると今年、竜馬関連の本の出版数は70冊。11月だけでも30冊を超えている!? (京都新聞)によると、全国書店ネット「e-hon」調べでは…
文久3年(1863年)、すでに勝海舟の弟子となっていた竜馬。勝は脱藩した竜馬の身を案じて、兵庫から江戸への船旅の帰路、伊豆下田にいた宝福寺の土佐藩主である山内容堂を訪ね、竜馬の脱藩罪赦免を要請している。すぐに容堂は了承して、2月京都土佐藩邸で7日…
北海道というと、竜馬が維新後にあぶれた浪人(武士)たちを集めて、開墾など北海道開発に夢を託していた場所。その想いは竜馬惨殺によって、かなうことなく夢と消えたが、現在でも竜馬(坂本家)の子孫らが移り住んでいる地だ。 その北海道の玄関口である函館に…
長崎に「龍馬橋」という橋があるのだそうだ。場所は、長崎市伊良林の若宮稲荷神社の境内に入る手前の小さな石橋。(毎日jp9月20付「龍馬に会いたい」※元記事削除。福岡龍馬会ブログより)によると、この橋名は通称で、神社は竜馬が長崎を訪れた元治元年(1864…
竜馬の最期のアクシデントのひとつというと「いろは丸」事件がある。事件は、1867(慶応3年)年4月23日夜、海援隊のいろは丸と、紀州藩の軍艦・明光丸が鞆の浦沖の六島付近で衝突したというもの。いろは丸は鞆港へ曳航される途中に宇治島沖で沈没してしまった…
来年の大河ドラマ『龍馬伝』のメイン会場(笑)は長崎のようだが、実際の竜馬は京都が活動の主要地点……。ということで、京都・河原町の商店街が幕末の史跡を網羅した観光マップの無料配布をスタートさせた。(京都新聞)によると、配布を始めたのは同商店街振興…
もう年賀状を気にする季節なんだねぇ!?(笑。ということで、この紹介した年賀葉書を購入すると高知県土佐市の桂浜の竜馬像へ送られるという。ちょっと気になる年賀状だ(笑。 その年賀状は、高知県立坂本龍馬博物館と坂本龍馬情報のポータルサイト「龍馬街道」…
竜馬は出版業にも積極的だったようで、海援隊へも必要だと思った本の編纂を指示していたようだ。その一冊が竜馬死後に出版された「和英通韻以呂波便覧」。早い話が和英辞典のようなもの。この本の復刻版がこのたび、長崎の広告代理店の編集により発売された…
個人的な感想で恐縮なのだが、西日本ではどうも各地で「竜馬ゆかりの地」と名乗りを上げて地域振興を図ろうとしているような気がしてならない。今回は滋賀県に続いて「大分」。(西日本新聞)によると、大分県「龍馬伝」連絡協議会が発足し、地元の「龍馬会」…
竜馬と大津市といってもピンとこないひと(竜馬ファン!?)が多いに違いない。私も不勉強ながら知らなかった。竜馬と深い関係のあるふたりの人物が大津市と関連があったからだとか…… (Asahi.com滋賀版)によると、竜馬と大津市の関係はじつは深いという。という…