【今日の竜馬は?】竜馬、小五郎に批判される!

●竜馬33歳・慶應三年(1867年8月21日)●
・『岩崎弥太郎千両の借金を依頼する』
 この金は、桂小五郎へ貸すもの。同日桂は竜馬
あてに手紙を書いている。内容は?建白論は「老
婆の理屈」と批判と忠告?
だった。老婆の理屈
というのは、「やるやると云ってやらない」という
ような意味。

・『海援隊としての探索費用として八両二分を受け取る』
 これも岩崎からで、イカルス号事件について
の探索費用。

・『岡内俊太郎に長州船の出港予定を知らせる手紙を書く』
 長崎からの出航予定だろう。岡内は土佐藩士で
海援隊士。鹿児島にイカルス号事件で出張して
いる。

 竜馬は隊士への気遣いから、お金のことまで気配りをしていることが窺える。しかし、桂に借金をしてやって、批判されていたのではかわいそうな気もするが(笑)。

(写真は桂小五郎木戸孝允)