【今日の竜馬は?】大政奉還を画策する!?

●竜馬31歳・慶應元年(1865年9月26日)●
・『兵庫へいたる』
 この時期は、長州へ行ったり来たりという
ことを竜馬は繰り返している。

●竜馬33歳・慶應三年(1867年9月26日)●
・『長岡謙吉大政奉還建白書の浄書をおこなう』
 竜馬のもうひとつの仕事であった大政奉還
行うように、土佐藩(藩主・山内容堂)を動かそう
画策している。長岡は海援隊の書記官のよう
な役割をしている。

 大政奉還という考え方は、幕臣であった大久保一翁が早くから提唱していたもの。国内を戦乱から避ける妙策であった。竜馬は一翁からこの考え方を聞いていたため、これを一翁は幕府の中から、竜馬は外から実現させようと画策していた。