【今日の竜馬は?】剣術詮議と称して隠密行動!?

●竜馬27歳・文久元年(1861年10月10日)●
・『讃岐丸亀への「剣術詮議」が許可される』
 讃岐丸亀は現在の香川県丸亀。このころの竜馬
は剣術詮議と称して各地の志士たちと連絡を取り
合って
いた。剣術詮議とは、簡単にいうと武者修行
のようなもの。各地の道場へ出向いて、試合をし
たり、短期間の剣術修行をしたりする。

●竜馬33歳・慶応三年(1867年10月11日)●
・『後藤象二郎にあて、銀座移転論を記述した手紙を送る』
・『同時に後藤象二郎十両の借用を申し込む』 
 銀座というのは、現在の財務省あるいは造幣局
こと。竜馬はすでに新政府の細かな構想を練って
いたということだろう。また、竜馬や海援隊はこの時
期、土佐藩の援助を全面的に受けていた。このため
土佐藩の大監察である後藤に無心したのであろう。

(写真は後藤象二郎)