【今日の竜馬は?】帆船購入へ。夢は広がる♪

●竜馬32歳・慶応二年(1866年10月22日)●
・『帆船購入のためプロシアの商人チョルチーと交渉』
 のち太極丸と名づけられる帆船を購入すること
になる。この船を使って、竜馬は諸国物産の交
易や蝦夷地開発を計画していた。

●竜馬33歳・慶応三年(1867年10月22日)●
・『陸奥陽之助に「商法云々」についての手紙を送る』
 陸奥海援隊士。この年の夏に、「商法の愚
」をまとめて竜馬に提出している。内容は、海
援隊の運営についてで、日本初の株式会社
式の導入となった。手紙は「我が社中の奴等か
ら刀を取り上げてしまえば、皆路頭に迷うが、
唯一人陸奥のみは食うに困らない
」とベタほめ
している。

 竜馬は海援隊士からの進言や提言にはよく耳を傾けたという。「よい」と思ったことはすぐに実行していたようだ。このあたりが竜馬が当時の常識だったリーダー像と違うところで、慕われた理由でもある。