【今日の竜馬は?】竜馬、世界の話をする

●竜馬29歳・文久三年(1863年11月7日)●
・『京都福井藩邸において松平春嶽に拝謁する』
 春嶽は尊皇派の志士たちを後援していた。
竜馬もその恩恵を受けていたひとりだった。

●竜馬33歳・慶應三年(1867年11月7日)●
・『陸奥陽之助にあて今後の海援隊の経営や「世界の話」についてふれた手紙を送る』
 陸奥(宗光、のちに外務大臣)は、竜馬の片腕と
して海援隊をまとめていた。今後の隊の運営や
世界相手の貿易などの話しを書いたのだろう。

 大政奉還も成り、日本の未来が見えてきただけに竜馬は自分の夢に向かって胸はふくらんでいたに違いない。