竜馬の蝦夷地開拓計画、その後がわかる本

竜馬が維新後に考えていた計画は蝦夷地の開拓というのは有名な話し。だが、竜馬はその夢をかなえることもなく、また蝦夷地へ足を踏み入れることもなかった。その意志は何度か実行に移されようとするたびに頓挫したのだ。そして、坂本一族がその夢の一端を引き継ぎ実行した……

 と竜馬の蝦夷地計画のその後を詳しく書かれてあるのが『竜馬、蝦夷地を開きたく
(合田一道・著 寿郎社)という本だ。
 この本によるとなんと4回も竜馬はこの計画が頓挫している。もっとも大きかったのは池田屋事件で、望月亀弥太北添佶磨らは死亡している。望月などは、源義経の紋がはいった幔幕を用意、渡航のさい地元民との融和をはかろうと計画までしていた。
 また、維新後、元海援隊士の中にも、蝦夷地開拓の尽力した人物がいる。竜馬の家督を継いだ高松太郎渡辺剛八だ。
 実際に、竜馬の遺志を継いで、北海道へ移住したのは、竜馬の甥にあたる坂本直寛氏。そして一族の物語が始まる……

 と、まるで読んだように書いているが、まだ読んでいない(したがって内容が一部違う可能性アリ・笑)。興味のある方はどーぞ。