痛みの少ない注射針登場!

ノボ ノルディスク ファーマは、世界初のテーパー型注射針を発売した。

 この製品は『ペンニードル32Gテーパー』で、針先にいくに従って細くなる形状になっていて、注射針の強度や流入量を損なうことはない。針先が細いので、痛みを軽減できるとか。製造はニプロ医工で行う。
 従来のペン型注入器用注射針では一番細い針で31G(外径0.25mm)。ペンニードル32Gテーパーは根元部分から針先に向かって細くなり、先端では32G(外径0.23mm)になる。長さは6mm。このテーパー形状により、針が痛点に当たる確率が下がり痛みが少なくなる。
 一般に、針を細くすると、内径が狭くなって薬剤が通りにくくなり、注射をするのに強い力が必要になったり、結果的に痛みが増したりする。だが、ペンニードル32Gテーパーでは従来品と変わらない広い内径を確保しているためスムーズに注射できるのだ。

 毎日、インスリン注射をしなくてはならない人など、できるだけ痛みを少なくするというのは有効。病院ではきっちりとこの注射針を要求しよう!(笑