【今日の竜馬】竜馬ってどんな性格!?

小説の中の竜馬って飄々として、おおらかでいて、それでいて細かいところに気が利くというイメージだが、実際はどんな性格だったのだろう!?

 薩長同盟後、寺田屋で襲われた時、竜馬とともに戦った長州藩出身の槍の達人・三吉慎蔵の話しでは……
「問 坂本ノ人ト為リハ過激ノ方ナルヤ。」
「答 過激ナルコト豪モ無シ。且ツ声高ニ事ヲ論ズル様ノコトモナク至極オトナシキ人ナリ。容貌ヲ一見スレバ豪気ニ見受ケラルルモ、万事温和ニ事ヲ処スル人ナリ。但シ胆力ハ極メテ大ナリ。」
 ようするに、見た目は乱暴モノのイメージだが、その中身は温和でしかも肝は座ってる人物だとか。 
 西郷隆盛の竜馬評は……
「天下に有志あり、余多く之と交はる。然れども度量の大、竜馬に如(し)くもの、未だ曽(かつ)て之を見ず。竜馬の度量や到底測るべからず
 ベタほめで非常に心の広い人物といっている。
 
 乙女姉さんへの手紙での心遣いユーモアある文書も竜馬の性格が見え隠れする。また、子供のときから商家と武家の行き来もあり、自由な雰囲気の中で育ったことも竜馬の性格に大きく関与しているような気がする。武市半平太とはやはり性格が真反対なのはちょっと面白い♪
(写真は西郷隆盛!?)