【幕末関連】これが『日米和親条約』の原本!?

■この条約から、日本は明治維新に向かって動き始め、竜馬ら志士も活躍することになったといっても過言ではないだろう。

 それが「日米和親条約」だ。で、この条約の締結から、今年で150周年になるのにちなんで、アメリカで この条約の原本 一般公開されることに。
 ワシントンの国立公文書館が 公開するのは、日米和親条約の原本で、日本語、英語、オランダ語、 中国語の4つの言語で 書かれている。 
 この条約は、 1854年3月31日に、江戸幕府アメリカ合衆国使節ペリー提督との間で 結んだもので、日本が鎖国をやめ開国に転じた 歴史的な条約。 
 当時、日本語と英語での 意思疎通が難しく、日本文で「両国政府が必要とみなした場合 は領事館を置く」 となっていたのが、英語版の条約では「両国政府の一方が 必要と見なした場合は 領事館を置く」 となっていて、これに従ってアメリカが初代の領事ハリス(←※このサイトBGMあり)を 下田に派遣してきたため、当時の幕府があわてた。一般公開は、9月まで行われる予定。(RealOne動画はコチラ)(25日 8:38 抜粋TBSニュース
 日本側原本は幕末に焼失しており、米国のものは現存する唯一の原本。日米交流150周年を記念して米側は日本語版の精密複製を作成、 31日にアーミテージ国務副長官らが加藤良三駐米大使に手渡すとか。(毎日新聞抜粋)

 アメリカでの公開なので本物はなかなか見るわけにはいかないが、↑その日本語版のレプリカはもしかすると公文書館あたりで見ることができるかもしれない。