【今日の竜馬は?】竜馬、亀山社中の解散を決意する

●竜馬30歳・元治元年(1864年7月28日)●
・『鶴丸で江戸より神戸へ帰る』
 勝海舟と共に江戸にいて、勝へ北海道移住開
拓をなす案を提出
したが、池田屋騒動がおき
月亀弥太
ら同志を失って断念している。このため
竜馬は失意の中にあったのではないだろうか。

●竜馬32歳・慶應二年(1866年7月28日)●
・『三吉慎蔵へ社中の窮乏を伝えて、大洲藩五代才助に依頼し、水夫と機関士の借用を社中へ申し入れて来た旨を伝える手紙を送る』
 この日薩藩五代才助と会談。伊予大洲藩いろ
は丸の借船、乗員を相談している。下旬長崎に
赴き、ついで鹿児島に至る。以後長崎を本拠地
として鹿児島、下関を往復。この月亀山社中経営
困難となり、一旦解散を決意している。


 この日の竜馬は、北海道移住の夢、亀山社中の解散と失意の中にあった。
(写真は五代才助・友厚だ)