【今日の竜馬は?】竜馬、お殿様に助けを求める!

●竜馬22歳・安政三年(1856年7月29日)●
・『再度の武芸修行のため江戸への出立を藩に願い出る
 19歳で江戸の北辰一刀流千葉定吉道場に剣の
修行に出て、翌年に帰国している。この日は二度
目の藩への願いを出したという日だった。まだ、
竜馬は志士ではなく、単なる武者修行の若者
しかなかった。

●竜馬33歳・慶應三年(1867年7月29日)●
・『松平春嶽から託された手紙を届けるため土佐へむかう佐々木三四郎を追い京都より大坂へ下る
 この月の初めに長崎丸山のイカルス号英国水
兵2人殺害事件
に関し海援隊に嫌疑がかかって
いることが京坂に伝わる。同日松平春嶽より
内容堂
あてイカルス号事件に関する書翰もらい
京都出立、下坂。その後、大極丸土佐藩海援
隊所属
として長崎へ。

 竜馬と福井藩主・春嶽はよく知る仲であったために、竜馬はイカルス号事件について、土佐藩主の容堂に竜馬への協力してもらうように春嶽に手紙を頼んだようだ。竜馬名と土佐藩主との関係がわかる話しである。
(写真は松平春嶽)