あなたそのマウスを持つ手、震えてません!?

IBMは、手の震える人のためのコンピューター・マウス・アダプターを発表した。

このマウス・アダプターは、IBM研究員が考案したもので、手の震えに悩むユーザーがPCを普通に操作できるというもの。
 「お年寄りじゃあるまいし!」と思うかもしれないが、震えとしては、アルコール依存症パーキンソン病などがある。また、若くても、はっきりした原因がないのに手が震える「本態性振戦」という病気があり、日本では40歳以上の約6%にこの症状が見られるという報告もある。
 あなたも、「文字を書くときや箸で物をつかむ時にふるえる。ふだんはふるえが出ないのに、何かの姿勢を取る時や動こうとした時に、一定のリズムで規則的に震える」ということはないかな!? ひどくなるとマウスでの操作はできなくなるゾ!
 このマウス・アダプターの仕組みは、カメラの手ぶれ防止装置と同様の仕組みで、細かい振動を伝達しないようにするというもの。使い方はパソコンとマウスの間に接続するだけだ。
 ということで、IBMは、このマウス・アダプターをイギリスの電子機器企業であるMontrose Secam Limitedにライセンス供与し、Montrose Secam社がAssistive Mouse Adapterとして製造、100米ドル以下(約1万円程度)で販売するとか。

 うちの両親は高齢で震えが少しあるかも。プレゼントしようかなぁ〜