さて、問題です!写真のどれが本物!?

東芝は、机の上などに水平に設置した画面から立体的な映像を表示するディスプレイ技術を開発した。

 この技術は、特殊な眼鏡などを使わずに、裸眼で立体像が見られるというもの
液晶のディスプレイの表面に微小なレンズを並べたフィルムを貼り、光の進行方向を制御できる表示パネルを作成。見る角度に応じた映像を作り出すソフトウェアを介して表示を行なう
 ようするにモノをさまざまな角度から見た映像が見えるために立体的に見えるのだ。具体的にはモノの中心から左右15度ずつ、計30度の角度それぞれに映像が変わる。
 また映し出されたモノを正面だけでなく裏からみるということもできるので、たとえば本物のコーヒー缶がソコにあるように見えるというわけだ。
 この技術を「インテグラルイメージング方式」と呼んでいる。
 まずはアーケードゲームのディスプレイに使われるようだが、いずれはテレビにもこの技術が応用されて、立体映像を楽しめるようになると同社はみている。

 アーケードゲームの対面型の対戦ゲームなんかで、このディスプレイを使ったりするとかなりリアリティがあるゲームが楽しめそう(映像情報は膨大になりそうだけど・笑)。箱庭を眺めているような感覚になるのだろう。

(写真は同じ映像を角度を変えてみているところ。※問題の答えは右下のボトルが本物。影がない)