【今日の竜馬】竜馬の初恋のヒト!
その名は?カオ?さん♪
土佐勤王党平井収二郎の妹の加尾(かほという説もあり)は、龍馬より4歳下で幼馴染み。加尾は、山内容堂の妹友姫が京都の三条公睦に嫁いだため、その侍女として、京都の三条家に仕えた。その後、元土佐勤王党員のちの警視総監西山直次郎と結婚している。
龍馬が加尾に宛てた手紙は有名。
『先づまづ御無事とぞんじ上候
天下の時勢切迫致し候に付き、
一、高マチ袴
一、ブツサキ羽織
一、宗十郎頭巾 外に細き大小一腰各々一ツ、
御用意あり度存上候
九月十三日 坂本龍馬
平井かほどの』
ようするに男装しなさいね、という内容。この気遣いはたしかに怪しい(笑)。このことから初恋のひとといわれてる。で、司馬遼太郎『竜馬がゆく』でお田鶴さまが竜馬から貰った手紙と同じ。このことで、お田鶴さまのモデルが平井加尾というのが通説だ。『竜馬がゆく』では竜馬はお田鶴さまが憧れの女性として描かれている。
初恋のヒトかどうかはわからないが、少なくとも好意を持っていたことはたしかだろう。