【今日の竜馬】懐ではナニを握っていたのか!?

竜馬の有名な写真(→)の懐の中の右手には何を持っているのか? ナポレオンの右手(左手だっけ!?)と共に歴史のナゾのひとつ(と思っている・笑)

 で、結論的には、よくわからない!
 一般的にピストルを持っている」「寺田屋で負った傷を隠している」「万国公法(本)を持っている」という3つの説がよく云われているが、定かではない。

 右の立ち姿が最も有名な写真で、床と台座から、長崎の上野彦馬が撮影したものということはわかっている。で、カギは、もう一枚同日に撮影された写真にあると思うのだ。
 この座った写真も、紋付・袴・靴が同じで、髷の乱れ方も同じなので同日だとわかる。この座った写真も右手が左手の下に置かれ見えづらい。竜馬が長崎で写真を撮影できたのは慶応2〜3年のころ。

で、想像するに、竜馬は、慶応2年1月寺田屋で右手をケガしているので、その時の傷痕を隠すために右手を懐に入れているのではないかと思うのだが……。
(→ちょっと懐の右手が不自然のような気がする)



(座った写真。同日で彦馬の撮影だ!右手がみえにくい)