【今日の竜馬】新撰組と竜馬の関係!

NHK大河ドラマ 『新撰組!』やコミックの『おーい!竜馬』などでは新撰組との関わりが数多くあるのだが、実際はどうだったのだろうか?

 結論的には竜馬と新撰組は、少なくとも関係があったという記録はまったくない!もしかしたら?京都の街ですれ違ったかも?というぐらいだろう。江戸での剣術の修行時代に、試合などで出会うということも記録にはない。
 だが竜馬の死後海援隊新撰組はかかわりがある。近江屋で竜馬と中岡慎太郎が暗殺されると、犯人は新撰組だという噂が流れた。陸奥陽之助海援隊の残党は、暗殺の黒幕とみなされた(いろは丸事件で龍馬を恨んでいた)紀州藩の三浦休太郎を12月7日天満屋に襲い、護衛の新撰組と死闘を繰り広げている。
 翌年の4年4月に新政府軍に捕縛された近藤勇が、谷干城土佐藩・龍馬暗殺時にいち早く現場にかけつけ、瀕死の中岡新太郎から話を聞く)により斬首、梟首という苛酷な刑に処せられたのも、龍馬殺害の容疑がかけられていたためかもしれない。

 同じ時代に生まれた敵同士ということで、小説家や脚本家はやはりそこに創作意欲がわくということなんだろうねぇ〜。チトやりすぎのような気もしなくはない(笑)。
 
(写真は新撰組・副長の土方歳三竜馬と同い年なんだよねぇ〜)