【今日の竜馬】竜馬のあだ名は!?

■人気者ほどあだ名がつくもの。竜馬はなんと云われていたのだろうか?

 竜馬は小さいころはなんと呼ばれていたのだろう?
 坂本家の本家である才谷屋に嫁いだ内田さわ(昭和元年没、享年89歳)さんのである宍戸茂さん(明治24年生まれ)が、旧高知県立高等女学校の明治41年卒業生同級会誌『長路』(昭和42年発行)に「坂本龍馬と私」という一文を発表して次のように書いている。
竜馬の話は一丁目の小便たれ、権平さんはよく物の分かったひと、乙女姉さんはお仁王様。 
 たぶん、土佐弁では「よばれたれ(寝小便たれ)」といわれていたのだろう。少なくとも身内の間では(笑)。
 青年時代には、竜馬は土佐の仲間たちから“痣(あざ)”とよばれていたということが、明治以降の小説や研究書に出てくる。痣(あざ)とはホクロのことだ。竜馬の妻であるお龍が竜馬の死後語ったところでは
「竜馬は眉の上に大きなイボがあり、顔にはホクロがボツボツあった」
といっているのでかなり目立っていたのだろう。

 結局のところ、あんまりかっこよくないんだよね(笑)