【今日の竜馬】新発見!維新時の有名人の写真

■↓既報済みの写真を入手した。

 伊藤博文大久保利通山県有朋岩倉具視など幕末から明治にかけて、歴史の舞台に躍り出た38人の写真が29日から、下関市の市立長府博物館で公開されるそうだ。長州藩支藩の一つ、清末藩の初代藩主の母方にあたる長沼家のコレクションで、同市長府安養寺、村井信三さんが所蔵していたものを市に寄贈した。公開は2月11日まで。
 1960年代後半に、村井さんが、父の姉の長沼スガさんから写真48枚と写真ガラス原板2枚を引き継いだ。昨年9月に同博物館へ寄贈した。
 写真は縦10.5cm、横約6cm。「名刺判写真」と呼ばれ、卵白を材料にした「鶏卵紙」にプリントされている。裏面には写真の人物の名前が墨で書かれており、同博物館が血縁者などに確認し、本人と判断した。
 薩長両藩の維新の志士ばかりでなく、会津松平容保(かたもり)、日本の写真家の開祖と言われる上野彦馬の一番弟子で、明治天皇を最初に撮影した内田九一が撮ったと見られる仙台藩知事の伊達宗敦らも含まれている。
 さらに、これまで写真が確認されていなかった清末藩最後の藩主、毛利元純(もとずみ)の写真のガラス原板2点もあり、珍しい。

 残念ながら、竜馬の写真はないようだ。だが→の写真は伊藤博文で、いつも見ている晩年の白いアゴひげではない写真は初めて見た。随分違うイメージになるものだ。全部の写真を見てみたい!(下関に近いひとがいたらレポートしていただけないだろうか?)