【今日の竜馬は?】横井小楠を再訪!

●竜馬30歳、元治元年(1864年)4月6日
『再び横井小楠をたずね、勝塾へ入門する横井左平太らを同行』

 竜馬は勝海舟の依頼で、6日熊本沼山津の『四時軒』に横井小楠を再訪している。金品を贈り、帰るときには「乱臣賊子になる勿れ」(国を乱す者になるな)と忠告される(ということは、竜馬は国を乱すような若者に小楠には見えたのかも!?)。横井左平太ら小楠の甥兄弟3名を訓練所塾生として伴う。

 再訪というのは、3月海舟の命を受けて熊本の横井小楠を訪れ海軍塾の情報を伝え、金品を贈っている。また、小楠は竜馬の話により「海軍問答書」を執筆、月末近く、弟子の河瀬典次に命じ長崎の海舟に届けている、ということがあったからだ(このころ海舟は長崎に住居を持っていた)。

 竜馬も塾頭として、海軍操練所の設立に奔走していた日々だ。
(写真は横井小楠の旧居『四時軒』で観光スポットになっている※写真は削除しました)