いろは丸事件談判の家公開へ

福山市鞆町の『坂本龍馬ゆかりの家』が今月始めに一時的に一般公開された。

 民宿としての再生を目指す地元の特定非営利活動法人NPO法人鞆まちづくり工房が改修工事に入る前に、多くの人に関心を持ってもらおうと企画したもの。
 竜馬の家は江戸後期の木造2階建て。1867年、竜馬率いる海援隊紀州藩の船が鞆沖で衝突した「いろは丸事件」の賠償交渉の舞台になった。
 竜馬の家は昨年8月、空き家だったのを工房が購入した。改修工事は今月中旬に始まる予定。賠償交渉で使われた2階の8畳間(→写真)を保存するほか、柱やはりは補強して活用する。外壁はしっくいで塗り直し、年内の完成を目指している。

 鞆の浦は一度、行ってみたいところのひとつだ♪