【今日の竜馬は?】竜馬、薩摩の動きに目を配る

●竜馬33歳・慶應三年(1867年7月9日)●
・『黒田了介(清隆)・永山弥一郎らの訪問をうける』

 黒田と永山は後の陸軍軍人になり、黒田は
総理大臣にもなる人物。このときの訪問は
おそらく竜馬の薩摩藩の討幕挙兵反対のこと
ではないだろうか。後にふたりとも戊辰戦争まで
徹底的に幕府側を叩いた。

 竜馬は長崎に居て、イカルス号事件を抱えていた。だが、今日の竜馬は、薩摩藩の討幕過激派にも目を配っていたということだろう。
(写真は黒田清隆)