【今日の竜馬は?】竜馬、友人にお金の無心をする

●竜馬28歳・文久二年(1862年7月23日)●
・『大坂で桶口真吉に会い、一両を贈られる』

 28歳の竜馬は、この年脱藩している。長州や
薩摩(入国できなかった)を訪れたりしていた。

このため路銀などを使い果たしていたのではな
いか。大坂に入り同郷(!?)の樋口に出会い、金
をもらったようだ。この月、京都河鰭家公卿侍と
なっていた沢村惣之丞や望月清平に会ったり、
京都で大石弥太郎に会ったりしている。竜馬は
刀の縁頭を売り手拭いで柄を巻いていた」と大
石は伝えている。

 竜馬は、諸国行脚してお金のない状態だったのだろう。友人に会ってお金の無心などをしていたようだ。ついには刀の装飾品まで売り払った。