2004-08-10 【今日の竜馬は?】花押入り手紙を書く ●竜馬29歳・文久3年(1863年8月10日)●・『村田巳三郎にあて花押入りの手紙を書く』 村田は福井藩士。福井藩に横井小楠を招聘するため熊本へおもむき尽力している。また将軍継嗣問題では松平春嶽のもと、中根雪江、橋本左内らと共に活躍している。竜馬とはこの文久3年あたりから親交を深めている。慶応三年の大政奉還後、竜馬が土佐藩の使いとして福井藩を訪れたときにも面談している。ちなみに花押というのはその人のサインのような記号のこと。本人の書であることを示すために書く。 このあたりから、竜馬は志士たちとの交流が多くなってくる。