【今日の竜馬は?】水夫殺人事件のために長崎へ

●竜馬33歳・慶應三年(1867年8月12日)●
・『佐々木三四郎岡内俊太郎らと共に夕顔丸長崎へ出帆』

 イカルス号水夫殺人事件は、長崎にて現地調査と交渉を行うことに決まる。このため竜馬は、土佐藩船・夕顔で佐々木、岡内俊太郎、アーネスト・サトウらと共に須崎出港。佐々木にお龍を紹介、「有名なる美人なれども善悪ともになしかねまじき女」としている。
 同日長府藩士・三吉慎三あてに、幕戦に備えて薩長土3藩に長府藩を加えて連合艦隊にて応ずる策を伝えている。

 竜馬のこの日は、海援隊士に嫌疑がかかっているイカルス号事件解決のために長崎現地へ向かっている。また、次の対幕府戦も考えていて、?気配り竜馬?の面目躍如の手紙を送っている。忙しい人だ(笑)。
(写真は三吉慎三)