竜馬も食べた!?『幕末パン』とは?

1861(文久元)年、日本で最初にベーカリーが誕生したのは横浜。そこで、地元に残る古い資料を元に同市内のパン屋さんたち18人が?幕末パン?を再現して販売する。

 実際に販売するのは『幕末あんぱん』で、冒頭のパン屋さんたちで構成された「 『幕末あんぱん』プロジェクト実行委員会が作る。
 幕末パンは、幕末期に横浜の神奈 川宿で、アメリカ人宣教師「バラ夫妻」が作ったパンで、イースト菌は使わず、重曹を生地に加えて作られた(横浜最初の欧風パン屋、米国人グッドマンが1861年創業。65年に英国人クラークが横浜ベーカリーを創業という記録もある)。ボウルからパン生地を手に取り、直径六センチほどに平たく延ばしたものだ。
 実際の幕末パンは、あんを入れていないものだが、実際につくってみると、あんに合うパン生地だったためにあんを入れることになったとか。
 発売はパンの日である4月12日に横浜を中心とした18店舗で販売する。

 竜馬が食べた可能性があるのは、文久3年から慶應元年あたり。ただし江戸にしか行っていないので、横浜に行けたかどうかはわからない。でも見つけていれば新し物好きの竜馬だけに必ず食べていただろう。どっちにしても現代の?幕末あんぱん?ちょっと食べてみたい♪