竜馬暗殺の黒幕は薩摩藩!?の根拠のひとつが分析された!

竜馬の暗殺説は、現在主流なのは京都見回組で、このブログでも暗殺に関しては、コレを基本としている。そして、今話題なのが薩摩陰謀説で、西郷隆盛が黒幕とする説。そしてその根拠のひとつとなっているのが、海援隊士だった佐々木多門の書状だった……

この書状を分析しているのが『歴史読本』(新人物往来社)で、7月号から作家で竜馬研究で知られる桐野作人氏が3回の短期集中連載を行っている。
 特集タイトルは「龍馬遭難事件の新視角−海援隊士・佐々木多門書状の再検討」だ。
 従来、この佐々木多門の書状は全文が公開されていなくて、長い間、薩摩藩黒幕説を裏付ける「密書」だといわれていたもの。だが、今回その全文が明らかになり、桐野氏が分析、解説をしているというのがこの特集の内容だ。


【このネタ。すごく気になっていたのだが、なかなか読むヒマがなくて遅くなってしまった……タネを明かしてしまうのもよくないのだが、結局のところ「佐々木が江戸の肉親に宛てた私信であり、「密書」ではない」ということのよう。そのあたりが気になる方はじっくりと同書を読んでみるとよい。ただ、佐々木のこの書状では、当時の海援隊の動揺と、海援隊が当時、なにをしようとしていたのかということもわかる。】